「 さしだす手 うけとめる手
――確かな進歩を/
六十年の歴史とともに――」
Ⅰ・Ⅱ部統一 アピール
全学友の皆さん!今年もまた、外大祭が開かれようとしています。各語学科・サークルでもこの日に向けて着々と準備を進められてきたことと思いますが、Ⅰ・Ⅱ部外大祭事務局でも、夏期休暇以前から、準備を整えるにあたり、既に外大祭は始まっているとう確信のもとで本外大祭を考えてきました。さて、その外大祭も、1970年に初めてⅠ・Ⅱ部が統一して行なって以来、9回を数えるに至りました。今
日まで外大祭が絶えることなく続いてきたのは、まさに、多くの先輩方の限りない熱意と努力の賜物だといえるでしょう。
私たちは、今、その諸先輩が積みあげてきた過去幾多の歴史をふまえつつ、新たなる意識と満身の熱意をもって、今まさに開かれようとしている上八学舎最後の外大祭を私たち自身の手で築き上げ、全学を包括する新しい生きた交流、新たな活動の原点を求めようではありませんか。そして学問の自由と平和が急速に侵されようとしている今こそ、広き学問と深き友情を手に、私たちは全学友と共に集い、共に学び、共に立ち上がろうではありませんか。
――さし出す手 うけとめる手 その手で育てよう友情を その手でつなごう 学ぶ心を―― |
Ⅰ・Ⅱ部 統一テーマ
「伝統と創造 ――いま新たなる
出発(たびだち)の時が…」
実行委員会アピール
Ⅰ・Ⅱ部が統一して行なう外大祭になって今年でちょうど10年になります。この期に長年の懸案であった移転が行なわれ、私たちは今、以前とはすっかり変わった環境のもとで学生生活を送っています。そこで、Ⅰ・Ⅱ部外大祭事務局では、次の2点に基づいて本年度外大祭の準備をすすめてきました。その一つは多くの先輩達が情熱を傾け
て築き上げられた数々の成果を見直し将来の外大祭に伝えていくこと。他の一つは新外大での初の試みを共に考え最大の成果を上げることです。
私たちは移転による諸困難にも積極的に取り組み、手さぐりの中で第10回統一外大祭を開催する運びとなりました。各学科・サークルのみなさんが本外大祭に向けて打ち込んできた結果を全学的交流のもとにここに花開かせ、学問の深まりと新しい活動の礎を築いていこうではありませんか!! |